銀行カードローンの過剰融資問題と法律問題

日本弁護士連合会の提起した銀行カードローンの過剰融資が自己破産者の増加を招いていると言う指摘は銀行カードローンの信頼性を一気に地に落としてしまったと行っていいでしょう。銀行カードローンには消費者金融などの貸金業者のように法的に総量規制が導入されていません。銀行法による規定がないからです。ほとんどの人が銀行カードローンに持っていたイメージは実はいい加減なものであったということが表向きになってしまったのです。

もともと、銀行も消費者金融も個人向け融資には同じような業務を行っていました。銀行カードローンが消費者金融カードローンよりも金利が低いという事実はありますが、それでも銀行カードローンの金利は個人向け融資には10%を超える金利をとっていることから過剰融資があれば、自己破産などが増えるということは火を見るよりも明らかでしょう。それでも銀行は利益を優先することによって過剰融資が行われていることを野放しにしていたということも明らかです。全国銀行協会は自主規制を要請したということですが、法的な規制をかけなければ銀行カードローンの過剰融資が収まるとは考えられません。銀行法の改正による総量規制の導入が必要でしょう。